この日は県南で取材。


梅雨入りしたため、どんよりした雲と時々霧雨。


どうしたものかなぁ・・・と


心配していたが、現地に着き暫くしたら青空が広がって来た。


ありがたい


6.8 採集地

▲天候回復



午後に取材が完了。


あとは100キロ以上北へ帰るのみ。


ただ帰るだけでは面白くないので、いつものようにポイントに寄り道。


が、しかし、北上すると徐々に天候は悪化し、


ワイパーを稼働しないと走行は無理だ。






まっ、とりあえず1~2カ所だけ立ち寄って、早々に帰ろう。





このポイントは以前もっちゃんパパと晩夏に訪れ、


50ミリ前後のヒラタ♂を


2頭採った楡の木だ。


樹皮は雨の影響で半濡れ状態あせる


私も濡れた草を分け入って来たので半濡れだあせる








蝶も蜂もいない・・・





気温は18度くらいだし、まだ早かったかなぁ・・・





一応、裏側も回ってみる。






ここを知っている採集者もまだ来ていないのか、



踏み跡もなく枝も伸び放題で



それを避けながら回り込む。





こちら側には小さめながら洞が4カ所ほど。


「あっ」


「なんかいる」


「コクワかな?」


と思っていると逃げこまれた。





この洞は狭いのでバーベキュー串掻き出し棒では太い感じがしたので、


チキン野郎さんに作って頂いたステンレス製の細め掻き出し棒を使用。








穴は下側に伸びている。






カシャカシャ、カシャガシャ!!!




カシャ、シュバシュバ!!!





出てこない・・・ダメか・・・





「あっ」



いつの間にか、洞の主は上側にある隙間でモゾモゾしていた。






「おぉぉぉっ、これはヒラタだ」






まずは掻き出し棒で下穴を塞いでから写真をパシャリ!!!




さぁ、採るぞ~ニヒヒ






ところが、こやつもまずまずの手練れで、


踏ん張りが凄くてなかなか出てこない。






お尻を掻き出し棒のカギ部分で押す。






4.6.8 ヒラタ掻き出し

分かりづらいのでイラスト参照↓







アゴ先には触れる事は出来るのだが、そこから先が出てこない。





近くの枝を折って挟ませながら出そうとするけど、途中で挟むのを


止めてしまい、また潜る。





ライトを持ちながら掻き出し棒を動かすので思うように動けないのが


もどかしい。こんな時は口で咥えられる大きさのライトかヘッドライトが


あれば楽なのだが・・・シーズンの始まりは様子見で来ているので


そんな用意は無いのである。






ぐぐぐっ、ようやく出て来た。






アゴを掴んでようやく取り出す事に成功。






6.8 ヒラタ手に取る


なんとか今年初のヒラタクワガタをゲット。






アゴが擦れた越冬個体だけど、やはり初物はうれしい。





これで今季、コクワ、カブト、ノコギリ、ヒラタを確認。


ワクワクして来ましたウインク







CIMG0324

綺麗にして撮影ニコニコ  千葉県内房産ヒラタクワガタ♂46ミリ