みなさん、これのもじゃもじゃした物は何だか分かりますか?
これは、私が千葉県南部で見付けた不思議な門であります。
門から塀にかけて、全体がつるでグルグルと巻かれています。
これは、家の一部?
こんな家に住む人はどんな方なのだろう・・・
突撃取材を敢行。
グルグルもじゃもじゃ門を潜り
玄関先で
「たのもう~(本当は、ごめんください)」と言うと小柄で浅黒く日焼けしたおじさんが出てきました。
この方に、門の事を訊ねてみると
「私は元来、変わった物が好きでね、骨董だとか海岸に流れ着いた物だとかを
集めているんです。だから門を新しくしようと思った時も普通じゃつまらないから
藤づるを巻きつけたら面白いかもって考えたわけ」
集めているんです。だから門を新しくしようと思った時も普通じゃつまらないから
藤づるを巻きつけたら面白いかもって考えたわけ」
この楽しいお方は、山田さんと言う。
01年の取材時で80歳。
とてもそんなお年には見えず、肌もつやつや話もはっきりしていた。
山田さんは、海水浴場の監視員を25年間勤めた方。
艶ある肌や姿勢の良さはその証だったのだ。
門の材料となっている藤づるは、山からカゴで
何ヶ月もかけて運び集め、土台になる木は、営林署から分けてもらった。
完成までにかかった日数は、三ヶ月。土台がしっかりしているので、
台風でも大丈夫なのだそうだ。高さ約4メートル、幅約6メートルの
藤づる門、これは立派なアートである。
何ヶ月もかけて運び集め、土台になる木は、営林署から分けてもらった。
完成までにかかった日数は、三ヶ月。土台がしっかりしているので、
台風でも大丈夫なのだそうだ。高さ約4メートル、幅約6メートルの
藤づる門、これは立派なアートである。
元気にしてるかな~藤づる門のおやっさん(^^)/