ふじたいらの道草日記

自由にライターしています。旅、古代遺跡、UFO、大自然、昆虫、地震雲など、いろいろなモノに興味深々。楽しく、不思議でワクワクするようなネタを公開していきたいと思います。

2015年11月

UFO雲

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10月17日午後2時ごろ、千葉市から南方向にUFOのような雲が見られました。

最初に葉巻型母船のような大きく横たわる雲、そして辺りを見渡すと今度は楕円形の円盤型雲がありました。

このようなUFO型雲はだいたいが自然現象ですが、中には本物が介在している場合があるので、とても興味深く面白いです。

月の女神は微笑むのか?出羽いってみよう(中編)

2015818日、少し残念な深夜を迎えた私は、
 
気温の低下もあり本日の寝床予定の道の駅に進路を変えた。
 
 
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まっ、初日はこんなものだろう・・・。
 
 
それにこの集落にオオクワが飛来すると決まったワケではないし・・・
そう思ったのだ。
 
 
もちろん帰りながらもルッキングは続く。
 
 
 
オレンジ外灯で小さなコクワ♀を拾う。
 
 
 
周囲の雰囲気からして遠くの山から飛んで来たのではなく、近くの林からの飛来だろう。
脇道から国道に合流。
こちらはオレンジ外灯が連続的に続く。
 
 
 
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やや広めのチェーン脱着場の外灯には東北外灯で時々目にするエゾゼミの姿。
胸の模様がどうしてもマックに見えてしまうのは私だけだろうか・・・
続いてミンミンゼミの姿も!
 
 
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子供の頃だったら、この2種のセミも大事に虫かごに入れて持ち帰った事と思うが、
今は何でもいい子供時代と違ってオオクワガタという珠玉の虫に出会うがための
 
採集行なので採らずに撮る。
 
 
 
道の駅にはポツリポツリと車中泊の車や仮眠のトラッカー。
思い返してみればこんな道の駅宿泊もすでに二桁。
 
岩手、山形、福島、新潟、栃木で経験している。
 
 
 
自転車旅をしていた若者の頃もバス停、無人駅、寺の境内やらで宿泊した事が多数あるが、オッサンになっても乗り物が変わっただけで差ほどの違いはない。
面白いし、相変わらずワクワクする。
8月18日成果
ミヤマ2♂♂
ノコギリ3♂♂3♀♀
コクワ2♂♂2♀♀
アカアシ1
2015年8月19日
 
 山に囲まれ静寂と新鮮な空気が流れるパーキングで気持ちのいい朝を迎える。
 
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今日の予定は、なるべく山道を走りながら出羽三山の羽黒山を目指す。
 
 
山道はヒメオオ探索で羽黒山は観光である。
 
 
出羽三山は月山、湯殿山、羽黒山で構成されている修験のお山だ。
 
 
 
男子が15歳になるとお山参りをする風習が各地に残されていた頃、西が伊勢参りをするのであれば東は出羽三山に詣でると言われている位の神聖なる山なのである。
 
 
前記した旅人のころ全国を回ったことがあるのだが、この出羽三山には立寄った事が無かった。すぐ近くを通った事も皆無。
でも、心の底には、いつかは・・・という想いがずっと残っていた。
 
 
月山の麓の山道を走りながら、ヒメオオが付いていそうなヤナギを探す。
 
 
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時々、車窓に現われるブナ林や雪解け水を運ぶ清流。
 
 
 
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美しい大自然の中で好きなクワガタを探す。
サイコーじゃないか!!!
 
 
 
 
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「あっ」
車を降りて道端の黒いパーツを見る。
黒い・・・肝心の頭が無いので確定することは出来ないがヒメオオであってほしい。
残念だけどしょうがない。
探索を続けるが収穫は更に潰れたドルクスなのかゴミムシなのかワケの分からない代物のみだった。
数時間の林道ルッキングを終え、月山ダムに到着。
パーキングには、パッと見、綾瀬はるか似の月の女神像が空を見上げている。
 
 
 
 
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月山に祀られた神様は月読命。月を象徴とする神であり、夜の世界を司る女神。
この美しき夜の女神に今宵のオオクワ採集を願う。
 
 
さて、ここからは一路羽黒山を目指す。
 
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なぜ羽黒山を目指すのかというと羽黒山には三神合祭殿があり、こちらに参拝すれば三つのお山に参拝したと同じことになるからなのだ。ちょっとズルイ気もするが、まっ、いいか。。。
あと、私が目的とするのは東北最古の五重塔を見る事。国宝である。
羽黒山麓の駐車場に到着。夏休み中なのでかなり参拝客だ。
 
 
 
ここから山門を潜り、少し下ると杉木立の中に五重塔が忽然と姿を現した。
 
 
 
 
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                ▲東北最古 国宝の五重塔
 
森林のオーラや修験の地としてのオーラが朝霧の如く空間を漂うそんなイメージの中に堂々とそして控えめに建つ五重塔。その木造はキンキラに塗り上げられたワケでもないのになぜか黄金に見えるから不思議だ。五つの扇を開いたかのような、はたまた鳳凰が翼を広げたような屋根。たしかに国宝である。これを目にしただけでも今回の採集は意味があったと感じた次第だ。暫し、この塔の前で立ち尽くした後、私は2446段の石段を標高414メートルの山頂までひたすら登っていく。
登っている人のうち、2割は死にそうな感じでゼィゼィ、ハァハァ・・・
普段歩いてない人にはかなりキツイ石段である。
 
 
 
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                ▲2446段の石段が続くハードな上り
 
7合目くらい(感覚)に差し掛かった時、中国の家族連れをささっと追い越すとそのうちの20代と思われる女の子が負けまいとしっかりと私について来た。
 
家族は置き去りだ。
 
 
まっ、旅は道連れなのでこの女子と一緒に山頂のまで一気に上った。
 
家族は日本のオッサンと一緒に山頂に先に行った娘をどう思ったのだろう・・・。
 
この女子とは合祭殿で簡単な参拝作法を教えてお別れをした。
 
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    ▲国指定重要文化財 羽黒山三神合祭殿
 
 
 
参拝を済ませた私は茶店でだだっちゃ豆ソフトや山菜そばで一息。
 
水も美味しかった。
 
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    ▲だだちゃ豆アイス(250円)
 
「合併する前は地元の水だったから、もっと旨かったんだよ」と茶店の女性スタッフ。合併はいい事も悪い事もあるらしい。山頂にも駐車場があり、観光バスや路線バスが何台も止まっていた。一瞬、バス下山の誘惑もあったが、振り切った。
後は来た道を戻りで羽黒山を後にした。
さぁ、次は二晩目の外灯回りである。
なんのヒントも持ち合わせていないので、取り敢えずは昨夜回った地で何となく感じるモノがあった集落を回ることにした。
気温は19℃くらい。
川沿いの外灯をゆったりと見ていく。
まずはノコギリの♀。
 
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そして、東北の外灯でよく見られるヒゲナガカミキリ。
ちょっと期待出来るある施設の外灯に辿り着く。
「えっ」
採集人である。
お互いにハンドルネームやペンネームを言う。
何度か拝見した事があるブログの若手採集家でした。
「今日は上の方でライトトラップをやっているので難しいかもしれませんよ」
と若手採集家。
 
以前別の地で同じような経験をしているので、それほど驚く事は無かったが、
多少の影響はあるかもしれない。
 
でも、結局虫とは出会いなので条件が悪くても採れる時は採れるし、
採れない時は採れない。
 
この地を知らない自分にとっては心折れずにただ回るのみという気持ちだ。
 
ただ、この地をよく知っている人からみたら残念な事かもしれませんが・・・。
 
 
私は若手採集家に「ここはオオクワ採れるのかなぁ」と聞いてみた。
 
 
すると「多くはありませんが、採れます」と教えてくれた。
 
 
この一言は疑心暗鬼で回っている私にとって勇気になる言葉だった。
有難い。正直に教えてくれた採集家に感謝したい。
この後は、お互いごく簡単に言葉を交わし別々の方向へ。
俄然エンジンがかかる。
 
 
自分の勘だけを頼りに回っている未踏の地に目標の虫がいる事がなんとも嬉しい。
 
 
 
ただ、外灯は虫をあまり寄せ付けないLEDが主体。昔は採れても、
現在はかなり難しいのではないだろうか???
でも、諦めたら何事もそこで終わってしまう。
最後まで緊張感を持って挑みたい。
 
 
 
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すぐにコクワ♀、そして、コクワ♂を拾い上げる。
やはり、LEDでも飛んでくる奴は飛んでくるのである。
奥の外灯を見に行き折り返すと南側の山にライトトラップのターコイズブルーの光が浮き上がって見えた。
「あれか・・・」
ライトトラップの方もいるという事は間違いなくオオクワがいるという事だ。
嬉しい・・・
やや、薄暗い集落のLED外灯。
その道の真ん中に何かいる。
まずまずな♀だ。
もしかして、
もしかして、
やったか!!!
 
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出羽採集後編に続きます
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