ふじたいらの道草日記

自由にライターしています。旅、古代遺跡、UFO、大自然、昆虫、地震雲など、いろいろなモノに興味深々。楽しく、不思議でワクワクするようなネタを公開していきたいと思います。

2022年06月

国境の島から帰りました

6月20日~23日まで

長崎県対馬にご近所クワ友のもっちゃんパパと
採集旅に行ってました♪

その9割が森林と言う対馬の大自然に驚きっぱなしでした。

採集記は暫く先になります(一部公開出来ないページもあり)。

取り急ぎ、写真をお楽しみください。





DSC_0864
日本で一番大きなクワガタがいます。
いきなりこんなヤツと遭遇( 。゚Д゚。)
びっくりです。




DSC_0871
初日の海に沈む夕陽。

太陽は雲に隠れているのに黄金の光の道がこちらに向かって伸びてきました。



DSC_0885
緑魔境の中に道だけが見えます。

美しい~(*^^*)


DSC_0890
島のいたるところに立つヤマネコ注意看板🐱




DSC_0883

長崎と言えばチャンポン。

美味しかったです。

価格は660円だったかな?



6/16 怪しい夕焼け

DSC_0838

DSC_0840



6月16日午後7時ごろ、

怪しい夕焼けが見られたので

急いで外に出て撮影!!!

過去の大きな地震発生前に出ていた

雲や光かたが似ていため、

念のため一週間ほどは大地の動きに注意したいと

思います。

6/8 初ヒラタ

この日は県南で取材。


梅雨入りしたため、どんよりした雲と時々霧雨。


どうしたものかなぁ・・・と


心配していたが、現地に着き暫くしたら青空が広がって来た。


ありがたい


6.8 採集地

▲天候回復



午後に取材が完了。


あとは100キロ以上北へ帰るのみ。


ただ帰るだけでは面白くないので、いつものようにポイントに寄り道。


が、しかし、北上すると徐々に天候は悪化し、


ワイパーを稼働しないと走行は無理だ。






まっ、とりあえず1~2カ所だけ立ち寄って、早々に帰ろう。





このポイントは以前もっちゃんパパと晩夏に訪れ、


50ミリ前後のヒラタ♂を


2頭採った楡の木だ。


樹皮は雨の影響で半濡れ状態あせる


私も濡れた草を分け入って来たので半濡れだあせる








蝶も蜂もいない・・・





気温は18度くらいだし、まだ早かったかなぁ・・・





一応、裏側も回ってみる。






ここを知っている採集者もまだ来ていないのか、



踏み跡もなく枝も伸び放題で



それを避けながら回り込む。





こちら側には小さめながら洞が4カ所ほど。


「あっ」


「なんかいる」


「コクワかな?」


と思っていると逃げこまれた。





この洞は狭いのでバーベキュー串掻き出し棒では太い感じがしたので、


チキン野郎さんに作って頂いたステンレス製の細め掻き出し棒を使用。








穴は下側に伸びている。






カシャカシャ、カシャガシャ!!!




カシャ、シュバシュバ!!!





出てこない・・・ダメか・・・





「あっ」



いつの間にか、洞の主は上側にある隙間でモゾモゾしていた。






「おぉぉぉっ、これはヒラタだ」






まずは掻き出し棒で下穴を塞いでから写真をパシャリ!!!




さぁ、採るぞ~ニヒヒ






ところが、こやつもまずまずの手練れで、


踏ん張りが凄くてなかなか出てこない。






お尻を掻き出し棒のカギ部分で押す。






4.6.8 ヒラタ掻き出し

分かりづらいのでイラスト参照↓







アゴ先には触れる事は出来るのだが、そこから先が出てこない。





近くの枝を折って挟ませながら出そうとするけど、途中で挟むのを


止めてしまい、また潜る。





ライトを持ちながら掻き出し棒を動かすので思うように動けないのが


もどかしい。こんな時は口で咥えられる大きさのライトかヘッドライトが


あれば楽なのだが・・・シーズンの始まりは様子見で来ているので


そんな用意は無いのである。






ぐぐぐっ、ようやく出て来た。






アゴを掴んでようやく取り出す事に成功。






6.8 ヒラタ手に取る


なんとか今年初のヒラタクワガタをゲット。






アゴが擦れた越冬個体だけど、やはり初物はうれしい。





これで今季、コクワ、カブト、ノコギリ、ヒラタを確認。


ワクワクして来ましたウインク







CIMG0324

綺麗にして撮影ニコニコ  千葉県内房産ヒラタクワガタ♂46ミリ

初物(6/5)

2022年6月5日

久しぶりに千葉県東部の樹液に寄り道。

コクワ、コクワ、コクワがちょろちょろ。

しかもオスばかり・・・



楡コクワ


ヒラタらしき影を見るも、準備不足で採れず・・・

(赤いライトや下に敷くシートもしくは傘が必要だった)


とあるマテバシイの葉をどけると

デカい尻が見えた。

うん?

もうこやつの出番である。。。ε=ε=(;´Д`)



初カブト2


この出会いの後、

7本ほどの樹液を見るが成果無し・・・

まっ、シーズンの初めはこんなものだろう。

帰り道へと車を走らせる。






「うん?」




何か道路にいたΣ(゚д゚;)




外灯下ではないので、ヘッドライトが照らし出した一瞬を

潜在意識が捉えたのである(そんなに凄いもんじゃないか、ハハッ)。





車を止めて

通り過ぎた後ろを見に行ってみると



6.5 初のこ

この方でした。

今期最初のノコギリが水牛タイプ。




これはこれで嬉しい。




写真を撮ってからマテバシイの林へ放り投げた。





ヒラタには出会えなかったけど、

初物2種は今夏の採集スタートを合図するもの。




なんだかワクワクしてきた♪


あった(^o^)

本日、ヨーカドーのSeriaに寄ったら、

熊よけの鈴が売ってました( 。゚Д゚。)


ダイソーなどで探した事があったのですが、

なかなかイイ感じなものが無くて

ただの鈴的なもので間に合わせていました。

今夏の北東北での採集では

存分にカラコロ~♪させたいと思います。

やったね(笑)


DSC_0823

2019年東北遠征・そんな事ってあるのか(限定記事解除)

専門誌に掲載してから日が経ちましたので、
クワガタシーズン前の景気づけに
限定にしていた記事をアップ致します。



岩手の沢


令和元年
824日~27日までの東北大遠征は大惨敗の様相を呈していた!



 

南会津、岩手、秋田南部での外灯回りは日を追う毎に

 

拾えるクワガタの数が減って行った。




 

山間の道際に昨夜秋田で採れた普通種をリリース。





 

ちなみに昨夜の外灯回りでの成果はアカアシ21♀とノコギリ12♀の6頭のみ。




 

はるか遠方の千葉に帰るため県境から岩手に入る。




 

昨年はこちらの高所ヤナギでヒメオオクワやアカアシを喜んで採集していたのに

 

今回は焦燥感に打ちひしがれ、そんな虫たちに使う情熱は湧いてこないチーン





 

それだけオオクワガタが採れなかったという事は私にとっては大きい事だった。




 

でも、世の中にはやる気が無くても、それほど熱心に探さなくても

 

チョチョイと幻のオオクワを採ってしまう輩もいる。




 

たとえば、この周辺に生息するヒメオオだって目の前の道路を歩いていたり、


手の届くような場所に採って下さいと言わんばかりに付いている場合もある。




 

私は半ば、そんな腑抜け状態でやる気が無くても大きなヒメオオでも


採れないものだろうかと車を低速で走らせていた。



 

1時間ほどが経過したが、そんな人の虫目には、


アカアシの♂1匹を見つけるのがやっとだった。



 

「ああぁ、ダメだなぁ・・・ニヤニヤ



 

やはり、オオクワを採りに来たわけだから、


最後までオオクワを追わなくちゃいけないんだ。



往生際の悪い私は帰宅日の午前中になっても、腑抜けになっていても、


ほんの少しだけオオクワガタに対する期待を持っていたキラキラ







 

岩手県内に入り1時間は走っただろうか、


この辺りは2年前の外灯回りで岩手県産オオクワガタをゲットした外灯ポイント。






 

陽は上り、気温は徐々に上昇。暑い・・・滝汗




 

念のため外灯下の草や泥を除いてみる。



 

もしかしたら昨夜飛んできたオオクワガタが潜んでいるかもしれない。



 

30分ほど、探し回るがせいぜい出てくるのはゴミムシくらいだ。




 

やはり夏の終盤、昨夜は飛んで来なかったのだろうか?




それともどこかの採集人が採ってしまったのか?



 

さぁ、そろそろ、、、諦め時か・・・



この辺りからでも自宅までは有に500キロ以上ある。




明日は仕事予定。そうそうノンビリしているワケにもいかない。




 

あとはあそこだけ見てダメだったらthe end!!

終わりにしよう。




ここで言うあそこというのは、そう、それは2年前のこと。



東北採集歴の長い友人からもらったヒントを頼りに独自に見つけたミズナラ樹液。



そのミズナラは崖の中間から生え、上部の枝元から樹液を垂らし、


そこにはデカミヤマが何頭も群がっていた。





その上部までの距離は目測で7メートル近くあるかと思われる。




網と竹竿とタモ網の棒3本を結束バンドで繋ぎ、斜め上の樹液部分に網を押し当てた。




すると、網の縁にきらりと光沢のある角が一瞬見えた。


7メートルも先の虫を肉眼で見ているのではっきりは分からない。


ヒメオオのアゴに似ている感じが

したが、どうもガッシリした感じが網を通じて手に伝わってきた。



「まさか、オオクワガタ!!



その時だ、結束が甘かったのか網は折れ曲がり群がっていたミヤマも


オオクワらしき個体もバラバラと崖下へ落下。



「あああっ、やってしまった」


でも一応網を使う前後の写真は撮っていた。


その5 13 オオクワ大歯 その2

▲2017年8月に岩手の樹液で撮影





網を買いに行きながら、今一度デジカメ写真を見るとそこには


ミヤマと共にオオクワガタの大歯が写っていたのである。


 


午後2時という真昼間に樹液を吸うオオクワ大歯、


岩手自然のポテンシャルの高さに驚嘆。


 



私は網を購入し、翌日もその樹液を見に行ったがオオクワの姿は無かった。




私はチャンスを逃したのである。

 


でも、いつかまた・・・そう心に刻み込んだ。


 



そして、昨年もこの樹液に寄ってみたがマンモスミヤマが

数匹付いていたに過ぎなかった。



実は今回も2日前の岩手外灯回りの時に立ち寄っているのだが、


蝶とスズメバチとチビミヤマのみの確認に終わっている。







さて、現在に戻ろう。

 


2019年8月27日、時刻は午前920分を回っていた。



ラストチャンスの地に到着。

 



車を山陰に止め、樹に近付く前に網と竹竿とタモ網棒を結束バンド


でしっかりとつなげ合わせ、草藪を入って行く。



 



崖上に到着し、そっと斜め上に伸びる樹液枝を見る。

 



逆光ではっきりとは見えないが、

今日は蜂と蝶と洞に頭を突っ込んだノコギリが付いている。






念のため、その様子をデジカメで撮る。




もしかしたら枝の見えない部分にオオクワがいるかもしれないので、

下から網をあてがってみる。


 


すると、ノコギリらしき影はスススッと移動した。

 




「うん・・・?



 




「ううん?・・・・・・・・・」





 



「・・・・・・・・・・・」

 

 

「オ、オ、オオクワだ~!!!!!





洞から移動して見えやすい位置に来た光沢のあるノコギリは


7メートルの距離を置いても分かるオオクワ大歯に変身した。



 

私は慌ててホルダーからカメラを出して撮ろうと‐。



が、オオクワは少しずつ樹表を移動!!






「カメラなんかいい!!!


 



「これは壱千才一隅のチャンス!


 




「採れる時に採れ!!!


 



心の声が頭に響く!



 




私は再び、継ぎ足し網を両手で持ち、その個体に当てる。


 





「どうか、頼む網に入ってくれ~~!!!」

 



その時だ。



 



オオクワ大歯は網をすり抜け、崖下めがけて


 



スーーーーーーーーっ 


 




「・・・・・・・」



 





「あぁぁっ、なんてついてないんだ」




 



「おわた、、、俺の夏休みも完全におわったわ・・・」


 







血の気が引いた・・・















すーーーーーーーーーっ、




 






パサッ!



 





 

「えっ」


 



 

今、パサッって



 


 

オオクワは・・・?



 



なんと、落下したオオクワは樹液から2メートルほど


下にある細枝の葉っぱに


体操選手の如く捕まっていたのである。



 



 

「そんな事ってあるのか?




 



「奇跡だ・・・」



 



私はすぐにオオクワのいる細枝下に金魚掬いのように網を宛がう。


 



崖から釣竿を斜め下に伸ばしている、そんな図である。


 


ゆさゆさゆさゆさ、
 


オオクワはなかなか網に落ちてくれない。

 



あまりに揺さぶると、細枝から網の輪が外れそうになる。


網の縁が当たってオオクワがはじけ飛んだり、


ダイブしてしまったら
 


そこでゲームセットしてしまう。


 


ゆさゆさゆさっ





なかなか落ちないオオクワ。



 




さすが、しがみ付く力は強い!!



 


ゆっくり揺さぶると、オオクワが移動しそうなので


ある程度の速さで揺さぶる。


 



私は崖っぷちでしゃがみこみ


網棒を一心に振動させる。



もう周りの光景は見えず、オオクワの


枝と網しか見えていない。



心の中の目は、ただそこだけに


スポットライトが当たっているそんな状態だ。



今の私は後ろから熊がこようが猪が来ようが、


なんの殺気も感じる事はないだろう。


 

 

ゆさゆさゆさっ


 


思っているより時間が過ぎている気がする。


 


ゆさゆさゆさっ、



 


「まだ採れない!

 


ぶ~~ん、ぶぶ~ん

 



真剣に網を震わす私の頭の横をかすめるように小さなミヤマが樹液めがけて飛んで行く。


 



その飛翔の様子がまるでスローモーションのように感じる。




「あああっ、神様なんとか


このオオクワを採らせてください!!


 


3日間かけて夜の外灯を徘徊し、車中泊での走行距離1700キロ越えの採集旅。

 


気持ちは、なんとしてでもオオクワゲット、それだけ、ただそれだけでいっぱいだ。


 


こいつが網に落ちてくれなければゼロ。無かった事と同じだ。

 



網を震わせながら本気で神様に祈った。

 



スッ・・・・・

 


オオクワは諦めたかのように網に収まった。


 



「やった、やった、やった・・・」

 


心臓ばくばく呼吸もぜいぜい、


網の中には綺麗なボディをした岩手県産オオクワガタ


の大歯が網に攻撃を仕掛けていた。



 

 網とオオクワ





 

 綺麗なオオクワ

 アゴは細いけど、とても美しいボディをしています。

 

 

 57ミリ

▲岩手県産オオクワガタ57ミリ。少しだけお尻に隙間があります。

美しい上半身
この美肌、以前南会津で採った65ミリ大歯以来でしょうか。新成虫と思われます。
 


天然ペア

 ▲2年前に採った♀(外灯採集・36.7ミリ)がまだ生きているので岩手県天然ペアを組みました。

 

 

 

 ▲樹液にいた時に撮影した写真です(かなり拡大)。離れていたため肉眼では

ノコギリかと思いましたが、後で確認するとちゃんとオオクワが写っていました。

洞にはもう1頭いるように見えるので、もしかしたら♀もいたのかもしれません。

 

 

 写真等はしばらくしたら削除する

かもしれません。ご了承のほどを

 

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