印旛やぅぐれ


8月1日、関東梅雨明けの日、

千葉北部に住む知人社長の土地の草刈のお手伝い行って来ました。 





暑い中にも時折涼しい風が通り、見上げれば青空と入道雲、

蝉の声も盛んに聞こえ、

「ああ、やっと夏が来たか~」


と気持ちよく仕事が出来ました。







帰り道は、昨年久々にオオクワガタが採れたご神木に

立ち寄りました。





今年はクワ友二人が県北のオオクワガタ採集に成功しています。






オオクワガタの情報は自分が採らなくても

なんだかワクワクして来ます。







それは、クワガタの王様であり、幻とも言われるクワガタだからでしょうか?







しばらくぶりに藪に入り込むと


以前よりもご神木や周りの蔦に勢いがあり、


葉っぱもたくさん茂っていました。






そして、蔦や地面に近い部分には樹液が染み出て、

甲虫たちを呼んでいました。










虫たちの息吹を感じるイイ光景です。






中年少年の意気は上がります(笑)







ゆっくりと上から下までくまなくライトで照らします。









カブちん、コクワ、蝶、なんだか分からない虫も・・・

ですが、本命の姿はありません。








樹の裏に回ってに寄りかかりながら上を照らすと

何やら怪しい影があります










大きさから推測すると






何かのメスのようです。



あやしい影


私は網と竹竿をつなげてそいつにサワサワっと

触れてやりました。





ポロっ



なんか落ちたようですが、網にはいません。







「う~ん」


途中で引っかかったか、隙間に潜り込んだのか・・・







これは面倒ですが確かめなければいけません。








なぜならオオクワガタが採れたご神木だからです。








久々によじ登った高さは地上約4メートル。








体をブリッジのように逸らせながら覗くと

何のことはないカナブンが小枝に捕まっていました。







カナブン、毎年何度かは本命メスやヒラタメスと間違えます。









外灯回りのコオロギみたいな感じですかね。。。








やれやれ、そんな簡単にはいないよなぁ。






千葉の場合は何年も諦めずに通ってやっと手に出来る

希少種なんですから・・・







また、そのうち来ます