ふじたいらの道草日記

自由にライターしています。旅、古代遺跡、UFO、大自然、昆虫、地震雲など、いろいろなモノに興味深々。楽しく、不思議でワクワクするようなネタを公開していきたいと思います。

ふじやん取材記過去

The Fishのかなにゃん

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東京湾フェリーの金谷港に隣接する

「The Fish ザ・フィッシュ」はレストランや房総土産の

ショッピングが楽しめる総合的観光施設。

有名なところでは見波亭 ののこぎり山バームクーヘンなどがある。


そんな房総の人気施設のアイドル的キャラクターと言えば

かなにゃんという野良ちゃんの存在。

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もう10年ほど昔になるがザ・フィッシュの傍らに

住みついた一匹の野良猫。

この野良ちゃんはどういうわけかスタッフらに可愛がられ

いつの間にかザ・フィッシュのアイドルとなった。

今はもう姿を見ることは出来ないが、

かなにゃんは見波亭ショップの傍らで

恋招きの神様として鎮座し、旅人たちの占いや恋愛成就

のお手伝いをしているのだ。

かなにゃん神社だって!!!

「見たことある~」という方も多いと思いますが、

本物のかなにゃんを見たことがあるという方は少ないはず。

私がたまたまかなにゃんと出会い、記事にしたときの

ページから写真を掲載します。

オリジナルもあると思うのですが、なんせ10年前なので

すぐに出てきません。

雰囲気だけでも味わっていただければと思います。

貫禄があって普通の猫とちょっと違う感じがします。

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本日はネコの日という事なのでアップさせてもらいます。







マキのつらなり

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8月の猛暑の中、千葉県南部の館山市へ。

町の守護神の祀られた鶴谷八幡宮周辺のこみちを歩いた。

すると、どうだ、この地区の生垣はほとんどが

マキで作られていて、その高さや重厚さは半端ない。



マキの生垣は塩分や砂地に強いという事で

千葉県ではよく見られるのだが、

スケールが違うのだ。

そして、整然として美しい。


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通り沿いには時折

「マキのつらなり」という説明板が作られている。


そして、かなりの高さの生垣を見つけた。

おそらく5メートル近くはあるのではないだろうか!!

たまたま掃除をしていた持ち主の佐藤さんからお話を伺うことが出来た。

「私が子供のころにはすでにありましたからね、

もう300年くらいは経っているんじゃないかなぁ」

「何年か前にNHKも撮影に来てたよ」と。


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       ▲マキの話を聞かせてくれた佐藤さん


館山市八幡地区はこのマキのつらなりで「ちば文化的景観」に選ばれているとの事。

館山へ遊びに訪れた際は、チラッと歩いてみては如何でしょう。

マキが城壁のように続いています。

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旧街道の坂道を歩く

2月の大雪の後に
旧大多喜街道(千葉県夷隅郡大多喜町)にある小土呂坂という難所を歩いて来ました。
その一部をご紹介します。
 
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                            ▲県道27号沿いにある三上神社脇から入っていきます。
 
 
この坂は明治期に正岡子規も歩いたと伝わっています。
 
現在は坂の東側に県道27号が通り、多くの車が行きかっていますが、
これから登る旧小土呂坂はとんでもない未舗装の道でした。
 
 
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            ▲小土呂坂の始まりはこんな感じです。
 
 
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   ▲登り始めて10数分。積雪は増し、歩きにくくなりますが、雪には色々な動物たちの
   足跡が見られて楽しい気分にもなります。
 
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   ▲タヌキでしょうか?
   他にもウサギとか4種類くらいの足跡がありました。
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   ▲小土呂坂の峠付近です。みごとにV字に切り開かれ、幅も広めに作られています。
   現在は人の気配も感じられない坂道ですが、昔はここに茶屋が2軒あったそうです。
   ここまで倒木等を乗り越えたり潜ったりで40分ほどかかりました。
 
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          ▲最悪の倒木群です。
 
          これは突破できないので、横の斜面を上り、高巻きをして向こう側に
          抜けます。こんなのばっかです
 
          難所と言われている坂だけのことはあります。
          ちなみに旧大多喜街道の難所は3つ。この小土呂坂の他、
          長南町の棒坂、長柄町の針ヶ谷坂があります。
 
 
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         ▲やっとの思いで坂の上方面の市部地区に転げ出ました。
          
          小土呂坂の距離は1キロないのに約1時間もかかってしまいました。
 
         なんせ倒木の連続、なんど高巻いた事でしょう。
 
         万が一行って見ようなどと思われる方がいたら、準備を万全にして
         気をつけてくださいませ。
 
         最後に小土呂坂の名前は驚くほどの坂という意味から来ているとか

東日本大震災から2年

本日の天皇陛下のお言葉に
 
目頭が熱くなりました。
 
亡くなられた方々への哀悼の意はもちろんですが、
 
危険な仕事に従事している方たちへのお言葉に
 
心打たれるものがありました。
 
 
震災2日後に撮影した写真をアップいたします。
 
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  ▲千葉市美浜区の液状化
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▲九十九里浜は蓮沼の海岸近く
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▲津波による大きな被害が出た飯岡漁港
 
改めてこの震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
 
 

おじいさんは恥ずかしげに山の名前を言った

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▲仁右衛門島渡船場手前にそびえる尖った山




昨年、千葉県鴨川市の海辺にある

太海地区を取材で歩いた時の事だ。




この太海には、あの源頼朝から漁業権をもらったという

平野仁右衛門さんという方が所有する仁右衛門島があり、

観光地となっている。

ちなみに、この島の当主・仁右衛門さんの名前は代々引き継がれる決まりが

あり、現代でも子供の頃は幼名を使用しているそうだ。面白いですね。





さて、今回の記事は

仁右衛門島ではなく、その手前にそびえる

尖った山についてだ。

イメージ 2
▲とんがり山の麓で地元民に聞く




房総では珍しく天を突くような尖った山。





私はこの形に惹かれ





地元の方に山の事を聞いてみたのだ。





静かな漁師町の海辺を歩く老人が一人。



私「すいませ~ん」



私「地元の方ですか?」



翁「ああ、そうだよ」



私「あの尖った山が気になるんですけど、何という山なんですか?」



翁「あぁ、あれかい、あれはよぉ」



翁「あれはよぉ、まっ、変な名前だよ」



私「変なって???」



翁「うーん・・・」



私「地元で知ってるんですよね。なんて呼んでるんです?」



翁「うーん・・・ホントは違うと思うんだけど・・・」


(なぜか恥ずかしそうだ)


私「はい」



翁「この辺では・・・」



私「はい、はい!」



翁「ちんちん山って呼んでるよ」



翁「・・・・・・」



私「・・・・・・」



(言わせて、すいません (>v<;))


っていうか、めちゃくちゃシャイなじいちゃんでんがな~


翁は別れ際、ホントは違うと思うけどと念を押して

足早に去って行った(>v<;)。



この後、小さなお店の留守番をしているおばあちゃんに


同じ質問をすると


「あれは、タケン子山だよぉ」とあっさり。


そうか、竹の子か・・・


まっ、どっちも間違いないわなぁと思った自分でした(笑)。

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▲港にあった変わった神社。
店番おばあちゃんの話では漁師の守り神で十五夜様と呼んでいるとのこと
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▲変わった神社に立つ、変わった石塔。

赤山地下壕

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千葉県の南端・館山市には

太平洋戦争時代に作られたという地下壕がある。

場所は海上自衛隊館山航空基地の南側にある

赤山と呼ばれる小高い山の中だ。

館山市ではこの地下壕を平成16年から

一般に公開。そして17年には市の指定史跡に選定している。


こちらにはサイクリング取材の途中で急遽入る事になったのだが、

思っていたよりも広くしっかりと作られていたのでビックリした。

公開部分は250メートルほどだが、

総延長は1.6キロメートルもあるという。


壕内には発電所、司令室、病院等の跡が・・・

それにしてもこの暗い壕の中で

作戦を立てたり、

病人を看護したとは・・・。

戦争について考えさせられます。


戦争遺跡に興味のある方や南房総観光でちょっと変わったスポットを
…という方にはお薦めです。


データ

赤山地下壕

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開壕時間

3月~10月 10時~16時
11月~2月 10時~15時

休み・・・第3火曜日・年末年始

入壕無料
◎入壕の際は、入口手前にある豊津ホールで受付を済ませ、
ヘルメットと懐中電灯を借りて下さい。

豊津ホール 0470-24-1911


印旛沼の主の記事掲載

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現在発売中の

学研「決定版 妖怪ミイラ完全FILE」(税込600円)


の中に私が書いた「印旛沼の主 真蛇骨」の記事が6ページに

渡って掲載されています。


コンビニ等に置かれていますので、


このような世界に興味のある方はお手に取って


読んで頂けると有りがたいです。


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