ふじたいらの道草日記

自由にライターしています。旅、古代遺跡、UFO、大自然、昆虫、地震雲など、いろいろなモノに興味深々。楽しく、不思議でワクワクするようなネタを公開していきたいと思います。

房総採集<2019>

令和樹液オオクワ1頭目(移行時に消えた限定記事)


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8/6 取材帰りの樹液回り

2019_0806_112826-CIMG0639


8月6日、この日は千葉県外房方面にある岬を取材。


碧い海に突き出た岬を探訪、天然記念物を見学して、


美味しいピッツァも食べ、夕闇が訪れた。




昨日、県北でオオクワガタを採ったばかりというのに


今宵はこちら地方のヒラタクワガタを採ろうと言う欲求が


私をポイントへの道へと運ぶ。






千葉県で初めてヒラタクワガタを採集したのが30代の頃だから、


もうすでに20数年間もこの種を採り続けている。




何がそんなにも夢中にさせるのだろう・・・真顔





不思議だ。






さっ、そんな事は考えてもちゃんとした答えは出るものではない。


採集、採集だ~グラサン




ポイントに着くと網、掻き出し棒付き竹竿、赤いセロハンを巻いたライト、


普通のライト、軍手、デジカメ、掻き出し棒を持って樹液に近付く。



今年当たりのトベラにはコクワのみ、続いてマテバシイの林に埋もれて


枝を伸ばすタブノキへ。


細めの枝と枝の間に首を伸ばして裏側を覗く。





「あっ」





「いる」





「ヒラタだ・・・ニヤニヤ


タブヒラタ



このヒラタは幹這え状態でジッとしているので、


写真を撮るのには好都合だ。


カシャ、カシャ


3枚ほどの写真を撮ってから採る。



ngf@5ヒラタ



そんなに大きいわけではないが、8月最初のヒラタなので


お持ち帰り。





二股



あっ、二股に分かれた幹の間にヒラタ♀のような影。


あぁっ、落ちた。


すぐに枯れ葉や草を掻き分けるが、闇の中は彼らの世界。


逃げられたニヤニヤ





仕方ない、次のポイントに期待だ。



カブト多し


が、現れたのはカブト、カブト、カブトの


ヘビー級軍団。K1選手級甲虫の軍団にヒラタのアゴも敵うわけも


なく、クワガタ村は過疎化状態だ。



かぶとかぶと


たまーーーにいたとしても、そいつは超ミニマム級のチビヒラタのみ。


この子は採ってもリリース。


是非、生き残ってその命をつなげて欲しいキラキラ



そんな中1ヒラタ



また暫く走り、闇夜に伸びる木々に光線を放つ。



くろかなん


「あの黒い奴は・・・なに?」


デジカメで撮って拡大して確認。



くろかなぶん


う~ん・・・黒カナブンか・・・な・・・カメラ


便利な時代だ。


それにしても、どこもかしこもカブトだらけだ。


合計したら100は採れるだろう。。。


子供の頃は目をキラキラして採ったカブト虫だが、


今は一年で数百匹も目撃してしまうので、採ることはない。



さて、あとは小さなニレの林を見て帰ろう。


「あっ」


「いたっ手


これまた幹這えヒラタである。



幹栄えひらた


千葉県産としては普通サイズだが、ライトで浮かび上がる様子がカッコよくて、


暫し見惚れるラブ


いいねぇ、この自然の姿。


こんな姿がいつまでも見られることを切に願う。


この子も一応お持ち帰り。


帰り道、今年の東北遠征はいつにしよう?


そんな事を考えながら田舎道を走る私でした。


8月6日採集成果


ヒラタクワガタ3♂♂

チビ・・・リリース

ミニ・・・38ミリ

普通・・・46ミリ



ちびひらた

▲〇〇産ヒラタクワガタ♂38ミリ

ヒラタ拡大

▲〇〇産ヒラタクワガタ♂46ミリ









 

千葉県産2頭目(限定記事)









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コミヤマさんとエンマくん

2019年8月4日



この日の夕方は先月取材した


UMAの死骸を再び見に行った。


その体の一部を手に入れ、DNA鑑定につながれば真実に近づける


そんな思いからだ。


が、しかし、その怪物の死骸は消えていた。


なぜあの時、採取しなかったのか・・・


未知の動物とはそういうものなのかもしれない・・・


ただ、写真はたくさん撮ってあるので、そのうち読者の皆さんが


目にするかもしれない。




さて、さてさて、


時刻は午後6時を回ろうとしている。


こんな時間に房総南部にいて、外灯採集をしない手はない。


まずは


樹液ポイントを2ヶ所ほど回る。


ここは以前チバビさんと秋ミヤマを採集したクヌギの多い所だ。



ライトを手にしてクヌギ林の細い道を行く。



う~ん、所々に樹液が染み出て、時折発酵臭が鼻をつく。



コクワがチラホラ、蛾がチラホラ、小さな蜂がチラホラ。



そんな感じだ。


▲くわ友のチキン野郎さんも知っているであろう二股クヌギ



以前より虫が少ない気がする。


なぜだろう・・・


次はどのコースを行こう。


いつものコースはミヤマがポツリポツリは拾えるが、


いつも同じでは面白くない



期待できるコースは安全性も高いし、


成果予測も出来る。


でも、新鮮な緊張感は無い。


よし、今回はもう一つ東にあるコースを行ってみよう。



こちらは明らかに山道。


灯りはすくないが、山の深さはある。


時折ある灯りはLEDも少なくて、期待感が高まる。



それに採集者がまったくいない。


何が来るか分からないコースはそれはそれで楽しいものだ。


そして、今日の小虫たちの発生は半端なく


条件のいい外灯下だとブンブンと


耳や首にまとわり付いて来る(/TДT)/




とよく見ると先客がいた。


それは我々と違って、生き抜くために外灯回りをしている


ガマガエルくん。


彼の後ろにはカブトの頭が転がっていたが、まっ、これは違う


ヤカラが食べたのだろう('д` ;)



とても虫を寄せる外灯だけれども、ここは彼に任せて


私は次へ・・・


このコースは人家も少なく、外灯があっても夜空の様子がよく分かる。



なんと満天の星空である


これだけの夜空を房総で見るのは久方ぶりだ。


暫し、星空に酔い、次へ




「あっ、何か歩いている!!!!」


だだだーーーーっと近付くと


ミヤマだ。


それも小さい


最近よく見るコミヤマさんである( ´∀`)つ




ここ数年猛暑続きだし、冬でも暖かい房総、ミヤマもじっくりと


育つ間が無く成虫になってしまうのだろう。


前回のように家族採集人がいた場合を考えて、



一応虫ケースにINする。


コミヤマさん発見から約1時間、大した成果もなく川沿いの外灯を巡る。


「げっ、マムシだ Σ(゚д゚;)」


橋の袂の側溝蓋の上でアマガエルを待っている様子。



自分の場合、採集地でマムシに会う事は年に数回あるが、


マムシを見た日はいい虫に出遭えないというジンクスがある。



おそらく、この後はいいクワガタには出会えない。


さっ、帰ろう。店じまいだ。


それに明日は年に数回頼まれる知人宅の草刈仕事、


房総南部外灯採集は終了である。




▲ラストに見たのはエンマコガネだった


追伸・・・帰りがけに小さなミヤマことコミヤマさんは山にリリースしました。。。 







千葉県産オオクワガタ


8月5日は猛暑の中、知人宅の草刈仕事。

34度の高温の中、ヘロヘロになりながらも1日がかりで何とか

草を刈り終えました。

おそらく熱中症一歩手前くらいまでいっていたと思います。

さて、そんな中、気分も一新。

アイスを食べてクールダウン。

帰り道は北総のオオクワガタポイントに寄り道です。

すると、な、な、なんと、

実績あるクヌギで今夏2頭目のオオクワガタを

採集する事が出来ました。


貴重な千葉県産なので採集記は限定にする予定です。

暫くお待ち下さい。

1.8.5 印旛オオクワ57.5ミリ
 ▲千葉県産天然オオクワガタ♂57.5ミリ

 

未確認生物取材後のクワガタ採集


令和元年7月27日

この日は朝から未確認生物 の取材で千葉県南部へ。

探すのにかなり手間取ったが、縁ある方の協力で

その生物を見る事が出来た。

「う~ん、ちょっとこいつは不思議だ・・・」

もしかしたら学研「ムー」誌等で発表出来るかもしれない。

その際はお知らせしますね。


さて、

一通りの写真を撮り終わったのが、午後3時過ぎ。

この日は台風も上陸かと騒がれたがそれほどの被害もなく

熱帯低気圧に変化。

さっ、こうなると気温は上昇し暑い。

房総南部にいるわけで、南房総のクワガタを採ろうという気になった。

(ほんとは最初からそのつもりでした)

2019.7.27 マテバこくわ




まずは、とある低山の2合目あたりにある根台場の木を目指す。

これが滅茶苦茶体を使うため汗がダラダラと流れる。

くわ友・チキン野郎さんに作って頂いた掻き出し棒2本、2メートルくらいの

掻き出し棒付きの竹竿、捕虫網、ミニライト等々を持ちながらの採集行だ。




ブーンブブーン

スズメバチが4匹。デカイ奴は1匹であとは小型だ。



以前、大先輩の松さんが樹液に来ている蜂は刺さないという言葉を

信じてすぐ横をすり抜けながら樹液を見回す。


2019.7.27富山コクワ


「おっ、ヒラタか!!!」

と思いきや大きめのコクワだった。

更に上を目指し坂を上がり昨年くわ友・ヨッシーさんが千葉の

60ミリオーバーを採集した樹液じゅるじゅるの根台場へ。

が、しかし、

樹液は存分なく出ているのにコクワすらいない。

推測だが、ここは条件が整っているのにクワガタやカブトが少ない。

少なすぎる・・・

おそらく、シーズン中は採り子さんもしくは地元マニアが回っているに

違いない。だからこちらで採るにはお盆後、ようするに一般的なシーズン終了後に

回るのがいい、そんな感じがした。


それにしても暑い。

午後6時近くなっても30度近い。

服がべったりと生腕に張り付いて気持ち悪い。

これだけ濡れていると、コンビニに飲み物を買いにいくのも

気が引ける。

と思いながらもコンビニでアイスやらジュースやらを買う。

よし、次は外灯採集をしながら帰ろう。

実はこれ、南会津でのオオクワガタ外灯採集への予行練習も兼ねているのだ。




辺りは夕暮れに・・・


採集準備をし止まっていたら、ゼミで来たという女子大生の子から

これから食事が出来るところがないかを尋ねられる。


あてにしていたところが早くも閉店、困ったとの事だ。


この辺りは福島の南会津じゃないけど、店舗の閉店時間は日暮れとともにだ。

千葉県内で25年以上に渡って取材をしている身としては

答えられないのは恥ずかしい。

と、前方を見てみると昨年取材した海鮮料理が旨いお店が・・・

ここは夜もやっているし新鮮な魚介類を出してくれるグッドな飲食店。

価格もお手頃だったので、一件落着。


すでに周りの山々は夜の闇に包まれ、かろうじて稜線だけが伺える。

さぁっ、外灯回りの始まりである。

台風のせいで湿度も高く、気温も変わらず高い。

それでいて風は差ほどでもないので

外灯採集にはもってこいの条件である。


南房総の静かな山間部。時々虫の集まらないLED型の外灯もあるが、

まだまだ期待できる昔ながらの外灯も多い。ありがたい。

人類には有難いLEDだが、虫取り人には有難くない。

おっ、甲虫だ!!


みやまかみきり




ミヤマカミキリである。


幼虫は栗や樫、クワを食害するらしい。


すると次の灯下にもミヤマカミキリの姿。

「う~ん、あまりカッコよくないなぁ」

個人的には大味な感じがして魅力を感じない。

クワガタのミヤマはかなりの人気者なんだけど、カミキリのミヤマは

違う気がした。

古い橋にある外灯上を何かが舞っている。

すると

ライト前を歩くクワガタがーーー



小宮山さん♂


小さなミヤマの♂だ。

最近はこのような♂が多い。

小宮山さんと呼ばせてもらおう。


なにはともあれ、今夏初のミヤマなのでミニケースへ。


次の外灯では

まさに「ブー」の愛称がぴったりな感じのカブト♀が鎮座。



いかにもブー


「おっ、この影は・・・」


また、ミヤマカミキリである。

そして、次の外灯下にもミヤマカミキリ。

今夜はミヤマカミキリフィーバーだ。

嬉しくない・・・


つぶれぶー


▲潰れノコギリ♀

さらに小宮山


▲そして、またまたミヤマカミキリ


「おっ、ミヤマか」と思ったら


☆になったミヤマ。大きさからして小宮山さんである。


T字路を曲がり、更に房総中央部へ向かうと

小さな商店の自販機前をライトで照らす家族連れ。

私は車を横付けして

「クワガタいりますか?」と声をかけると

「うわぁ、いいんですか」とおかあさん。

「これミヤマの♂です」と言って子供の虫かごへ入れてやると、

「すみません」とおとうさん。

「じゃ、頑張って~」と車を走らせるとすぐにコクワ♀発見。

再び、止めて家族のもとへ行くと

ガキンチョがどどどーーーっと走ってきて

「手袋してるから持てる」「持てるのぉ」とせがんで来たので

希望通りに手渡す。

自分達の子供時代は手袋なんぞいちいちしなかったが、

すこし変わったかな・・・


こくわめす





30分も走るとひっくり返るコクワ♀発見。





また子供連れ採集人がいたらあげよう。

一応、ケースへ。


どこでもミヤマ

▲またまたミヤマカミキリ




房総ネブトの外灯採集もいつかは成功させたい。

そんな思いは常に持っているので更に房総中央部へ。

意外に車の通りも激しく、交通に注意しながら外灯を見る。


ピカッ、テカリ*:--☆--:*:--☆--:


車のライトに一瞬だけ照らされた背羽。

「ガムシのそれだろうか???」

一応、車を安全な場所に止めてライトでよーく照らしてみる。

ミヤマの♀である。



みやまめす


「やった、取り敢えずは房総ミヤマのペア採りに成功だ」

とりあえずコヤツもケースイン。

さて、すでに4時間くらい外灯も見たし、それなりに目も働いたので

今宵は終了。あとは帰りながらの流し見で行こう。


なかなかいい灯りがある道の駅。

ちらっと立ち寄ると、すでに先客。

今度はおとうさん二人と男の子二人が必死に外灯下を

見ている。

「クワガタいりますか?」

また声をかけてみた。ミヤマの♀は室温がある程度低くないと産卵しない。

私の飼育部屋では室温的に無理なので子供に喜んでもらえる方を選んだ。

「うわっ、ほんとだミヤマの♀Σ(=゚ω゚=;)」とおうさん。

子供よりもおとうさんの興奮気味の口調に

あげた甲斐を感じた。

「で、採れましたか?」と聞いてみると

「いやぁ~、死んでる奴ばっかです」とおとうさん。

台風情報があるにも関わらず親子の採集人がいるなんて、

夏を感じた次第です。


ああ、早く東北へオオクワ採りに行きたい~ヾ(´ω`=´ω`)ノ



















 

復活気味

イメージ 3
▲令和元年5月16日に採集した千葉県産オオクワガタ63ミリ (6年ぶり)





7月3日水曜日も

仕事帰りに遠回りをして

5月にオオクワガタを採集した地域を回ってきました。



この周辺では

自身を含めて過去にオオクワガタが採れた樹を

4ケ所知っています。




ただ、ここ数年は樹液も少なく

採集報告も聞かなくなってきたので、今後はかなり難しい地域で

あることは間違いありません。



でも、そんな状態でも立派なオオクワガタと出会えたワケですから

時々は見回ろうと思っています。



前回はほとんど樹液が見られませんでしたが、

今回は樹液も多く垂れ、コクワ、カナブン、カブト、ノコギリが

ところどころに。

「おおおっ、このくらい出ていれば可能性はあるかも」

とちょっと嬉しくなりました。

また訪れてみようと思います。


さて、この地域は広い範囲にポイントが点在。

次はもう20年くらい前になりますが、知人がオオクワ♂を採った樹です。

1年ぶりに見る樹はやはり樹液が流れ、スズメバチやカナブン、コクワが

うろちょろ。

「おおおっ、ここも回る価値あるかも」

また嬉しくなりました。



イメージ 2


よし、次のポイントだ~

「あれっ、昔と雰囲気が違うぞ」

かなり枝が切られ、ちょっと元気がなく見えます。

「ダメか・・・次行くか・・・」

そんな時です。

1羽のヒカゲチョウがヒラヒラヒラリ~。

一応、車を止めて見に行くと、なんと裏側は樹液が滲み垂れて

多くの昆虫達を呼んでいました。

車を降りなければ分からない光景。

また見に来よう。



イメージ 1



そして、帰りがけに見上げたクヌギの枝にやや大きめの

クワガタが付いていました。

高さは6メートル近く。

写真で確認すると一瞬オオクワ♂のようにも見えます。

網棒に2本棒を継ぎ足しますが、

これではまだ届きません。

三尺の脚立を立てて、その上で手を伸ばして

そいつの顎先にあてがいます。

おっ、採れた。

その不明クワガタは目の前の枯れ葉の上に・・・


正体は


・・・・・・・


・・・・・・・・・


なんだ、ノコギリ大歯でした。。。


「まっ、そんなに甘いわけがありません」


オオクワガタには会えませんでしたが、希望が持てる探索となりました。
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