7月中旬、房総中央部での取材が終わり
何気に脇道を走っていると
幼木クヌギが並んで生えていた。
ふと、視線をやると何かのクワガタがペアで
樹液を吸っていた。
「コクワか、ノコギリかな?」
と網をあてがうと♂はポロリ・・・
♀はなんとかネットイン。
「どれどれ」
と網のたるみを直しながら見てみると
「ミ、ミヤマだ!!!」
探そうと思っていない時に、こんな事が・・・
他県から見るとミヤマなんて珍しくないと言われる方もいるかと
思いますが、千葉ミヤマは割と珍しい部類。
また、低標高で暑い地域で長い年月を繰り返し生きながらえている千葉のミヤマは
暑さに強い。東北等で採集して来たミヤマは割と短命だが、千葉のミヤマは
かなり長生きしてくれる。そんな独自の進化?しているのが何となく好きだ。
思ってもいない地域でのミヤマ発見は
かなり嬉しい出会いでした。
で、昨日そのポイントへ寄り道。
すると、付いているのはカナブンばかり・・・
ふと、足元を見ると踏み跡が・・・
ライバルが来てそうです。
こんなお手軽に千葉ミヤマが採れる場所はそうそう無いですから
ライバルがいて当然。
また、そのうち立ち寄ってみようと思います。